2021.03.08 |不動産知識
ZEH住宅とは? 簡単に解説
最近家の購入や建築をお考えされている方だと、よく「ZEH」というものがよく目に留まると思います。
一体この「ZEH」って何なのか? 簡単に解説していきます。
ZEHとは
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
一言でいうと、住宅自体が創るエネルギーが、その住宅で消費するエネルギーより多くなることを目指した住宅のことです。
いうなればエネルギーを自給自足で賄う住宅のことです。
2020年からの新築一戸建ての住宅の半数を、このZEHにしていく事を政府が発表しています。
ZEH住宅の特徴
ZEH住宅は特徴として、3つのポイントがあります。この3つがないとZEHとして認可されません。
①断熱
消費エネルギーを削減するために、暑さや寒さに影響されにくい断熱性能を高めることで、空調の設備を少なくしても快適な温度で生活ができます。
②省エネ
HEMS(ヘムス)という、住宅内の消費エネルギーと太陽光発電等で創るエネルギーを確認できるシステムがあります。
他にも省エネタイプのエアコンや給湯器などの設備でエネルギー削減を図っています。
③創エネ
太陽光発電などの自然から生まれる再生可能エネルギーシステムを備えており、住宅自体がエネルギーを創り出します。
ZEHの住宅のメリット
省エネで、自然の力でエネルギーを創るので環境にやさしいものはわかりましたが、住む上でのメリットももちろんあります。
メリット① 光熱費の削減
自家発電でさらに使用するエネルギーも省エネなので、光熱費はかなり抑えることができます。
メリット② 災害時にも電気が使える
蓄電池もセットにすることによって、災害などの緊急事態でも電気を使用することができます。
メリット③ 住宅の資産価値の向上
省エネに特化したZEHは、高気密、高断熱、換気計画等により高性能で耐久性が高いです。その為、住宅としての資産価値は向上します。
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