2021.05.11 |不動産知識
えっ!?ちょっと待って!それ大丈夫っ!?
【突然の給湯トラブル110番】 慌てて交換で10年間も損をする!!
こんにちは、今回はどのご家庭にも必ず訪れる住宅設備の交換にまつわる内容を
実際に現場で失敗してしまっていたご家庭へお伺いさせて頂いた際の
お話を元に、これからご自身のマイホームにも必ず起こる住宅設備の交換についての
失敗しない知識をつけていってください!!
今回は新築からオール電化住宅にお住まいでしたS様邸へ全く別のご相談へお伺いさせて頂いた時のお話です。
これからマイホームを長持させるために修繕計画はしかっりと立てていきましょうとお話をしていたところ、
ふと、奥様から「けっこうな数の住宅に行っておられるんですか?」とご質問があり、
「はい、もちろん住宅に係る疑問や悩みは皆さん同じくお持ちなので、
奥様が思っていらっしゃる数よりはるかに多くお伺いしてますよ」とお答えすると、
「、、、、正直何がどのタイミングで交換とか直さないといけないかわからないので、、、、」とのことでした。
そこで、まずはどの順番で交換や修繕が必要になってくるのかを表にしてお伝えしたところ。
1番に上げた【給湯器】を見た奥様が、「ついこの間交換しました」との事でした。
「そうなんですね、突然の事だったと思いますが、容量と機種に関してはしっかりとお選びになりましたか?」とお聞きすると、
「機種?容量?わからないです。これしかないといわれてそれにしました。」とのことでしたので、
機種と容量を確認させて頂き、容量は問題はなかったのですが、
機種はS様邸にとっては10年間とても損をしてしまう物でした、、、
今回のお客様は今後は住宅のことは全てご相談しますとのことで、今後は弊社がサポートをしていくので安心してください。
とお話は終わりました。
今回のS様邸のケースは、エコキュートをお使いでした。さらに、太陽光システムを設置されているご家庭でもありました。
では、この記事を見て頂いている皆さんに10年間損をしないエコキュートの選び方をお伝えします。
まずは、エコキュートには各ご家庭の暮らし方と設備によって適正な容量があります!!
※注意点 新築の際に設置されているサイズでは容量が少ないタイプが多くあります。
トップ画像にも掲載しましたが、再度確認をして頂いた上で下記の内容もしっかりチェックしてください。
使用可能湯量のめやす(42℃のお湯が使える量)
370リットルタイプの場合・・・約650リットル
460リットルタイプの場合・・・約850リットル
給水温度9℃、貯湯温度80℃の場合
1時間につくることのできるお湯の量(ヒートポンプユニット4.5kW)
80℃・・・約50リットル/h
42℃換算・・・約100リットル/h
給水温度9℃の場合
給湯使用量のめやす(42℃のお湯の場合)
お風呂 湯はり・・・・・・約180リットル/回
シャワー・・・・・・・・・・・80~100リットル/回 (約7~8分使用)
洗い物・洗面・手洗い・・・・30リットル/人・日
※上記の使用湯量は平均的な数値であり、状況や使用法により異なります。
いかがでしたか?
ご家庭での使用する量は様々ですが、私の家庭ではシャワーはもっと長い時間使用しています(‘_’)💦
このように、ご家庭によっては上記内容を確認頂いたうえで、
『いつも残りメモリが1つになる、冬場は足りなくなることがある。』方は要注意!!
このようなご家庭は同じ容量へ交換してしまうとお子様の成長と共に毎日お湯が足りないなど、
湧き増しに電気代がかかりせっかくのエコキュートのメリットは薄れていきます、、、、、
ですので、給湯器は突然故障してしまうケースが多くありますが、
そんな時でも、焦らずに前もって知っておくことによって失敗は防げます!
更に!太陽光システムを設置されているご家庭はもう一点とてもとても大切な点をお伝え致します!
現在、太陽光システムのFITが終わり売電収入がとてつもなく減ってしまっているご家庭や、
これから数年後に売電収入下がる方は必見です。
実は、2020年前後から各種メーカーからは太陽光で発電した電気を使用してお湯を沸かすことが可能な
最新機能付きエコキュートが発売されています!
どうゆう事? 『安い単価で売電せずに、エコキュート沸かす電気に使いましょう!!』ということです。
例えば、大手メーカーのダイキンから無線LANと接続するタイプや、下記の機能が搭載されているエコキュートが発売されています
昼間シフト機能NEW
太陽光発電を活用して、効率よくお湯を沸かす機能がエコキュートに新登場!
明日の予報が晴れなら、リモコンでかんたん設定。
太陽光発電の余剰電力でおトクにお湯を沸き上げます。
これまでは、翌日必要なお湯を夜間に沸き上げていましたが、夜間の沸き上げをセーブして、翌日の昼間にシフトすることで、太陽光発電の余剰電力を活用して沸き上げができます。
翌日の昼間沸き上げ時間までの必要分を夜間に沸き上げし、設定時間以降の必要分を太陽光発電で沸き上げます。
翌日の昼間沸き上げ時間を10時、13時、15時、17時からリモコンで手動で設定します。
上記のようなタイプ初めてお聞きになりましたか?
この情報を知らなかったで交換してしまうと約10年~15年使用できるとされるエコキュートですと、
とんでもない光熱費の差が出てきてしまいます、、、、、
何度もお伝えしますが、必ずどのご家庭も給湯器の交換は訪れます。
しかも突然です。そんな時に駆けつけてもらった業者さんが、ただ交換としかお伝えされない場合、、、、
こんな最新型の情報をもっていない方だったら、、、、、
安く安く交換と型落ち在庫を販売されている会社だったら、、、、
今回のS様邸については出会うタイミングがエコキュートの交換時期と合わずに
お力にはなれませんでしたが、この記事を見て頂いている皆様には可能な限り失敗をせずに
今後のマイホームをきっちり維持をしていって頂きたく私は思っております。
出来るだけ多くの方へお話をし、またお会いしサポートを出来ることを心よりお待ちしております。
いつでも、どんなことでもお話だけでもけっこうですのでお気軽にお問合せ下さいませ!
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