2021.02.22 |不動産知識
ご存じですか? エコキュートのちょっとした豆知識
オール電化のお家には必ずついているお湯を供給する機械「エコキュート」
実は、普段の使い方やお手入れに注意しないと早く壊れちゃうかもしれないというのをご存じでしたか?
知っておいた方がいい、ちょっとした豆知識をご紹介します!
1 エコキュートの寿命
〇ヒートポンプユニットは5〜10年
ヒートポンプユニットは、大気中から熱をエネルギーに変換する、エアコンの室外機の様な部分です。
電子回路部品が多く使われているため、タンクよりも故障が多いと言われています。
〇貯水タンクは10〜15年
貯水タンクは生成したお湯を貯めておくタンクで、この中に溜まっているお湯を家庭の中で扱います。
使い方によって耐久年数は左右されてきます。定期的にしっかりとメンテナンスを行うことで、長持ちさせる事が可能です。
一番注意すべき事は、製造から10年経つと、保守部品の製造が終了しているので
万が一故障した際に、部品が無くて修理ができず、完全に買い替えの可能性があります。
メーカーによって、時期は様々です。
ご家庭のエコキュートは何年で終了か、チェックしておきましょう。
2 使用してはいけない入浴剤がある
実は追い焚き機能付きのエコキュートは使用してはいけない入浴剤があります。
お湯を循環させる時にポンプや配管に入浴剤がつまり、故障の原因となるんです。
特に濁り湯、おもちゃの出てくるタイプの入浴剤は禁止している製品が多いです。
メーカーによって様々ですが、メーカーが推奨対象外としている入浴剤を使ってエコキュートが壊れても保障してもらえないのです。
しっかり確認しておきましょう。
3 家庭で行うメンテナンスがある
よくエコキュートの修理故障された方にお話を伺うと、メンテナンスをしていない、そもそもご存知ない方が非常に多いです。
メーカーや業者が行うものではなく、家庭でメンテナンスをして使っていく必要性があります。
前述の通り、このメンテナンスをしっかりおこなう事で耐久年数が変わってくる非常に重要なものです。
給湯器本体にも必ず記載があるので、必ずチェックしてみてください。
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